第5回日本産科婦人科遺伝診療学会学術講演会を担当させていただきますことを大変光栄に存じます。会期は本年の12月20日(金)~21日(土)、会場は国際医療福祉大学 東京赤坂キャンパスでございます。周産期領域のNIPTをはじめ、腫瘍の領域のHBOC、Lynch症候群、生殖の領域ではPGT-M、PGT-Aなど遺伝診療の重要性が急速にクローズアップされ、産婦人科医にとり、遺伝カウンセリングを含む遺伝診療は不可欠の分野となりました。そこで学会のテーマは、「遺伝診療のUpdateおよび遺伝カウンセリング・包括的フォローアップを極める」とさせていただきました。日本人類遺伝学会、日本遺伝カウンセリング学会、NIPTコンソーシアム、日本HBOCコンソーシアム等の遺伝診療の分野で活躍されていらっしゃる先生方による、遺伝診療の最新知識がふんだんに盛り込まれたご講演や、遺伝カウンセリング・ロールプレイ研修会を中心としたプログラムを企画しております。また、ホットなプログラムの後には皆さまがほっとくつろげるような雰囲気でホスピタリティに溢れた情報交換会も用意して、皆さまをお迎えしたいと思います。多くの方々のご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
第5回日本産科婦人科遺伝診療学会学術講演会
会長 岡本 愛光
(東京慈恵会医科大学産婦人科学講座 主任教授)